What is 「訪問美容」? <スズキ美容室・訪問サービス >

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「スズキ美容室 訪問サービス」 (長野県 飯田市)

お客様に知っていただきたい、私たちの「訪問美容」サービスの、あれこれをご案内します。

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Interview 藤田巌 全国訪問理美容協会理事長 ぁ“容師の管理とチームワーク

JUGEMテーマ:訪問美容 出張美容 LLP全国訪問理美容協会

 

ぁ“容師の管理とチームワーク   <目次へ戻る>

 

<現在の美容室経営の主流は「面貸し」と呼ばれる型。

 出来高制で美容師個人を最大限に尊重したお店の運営方式です。(お客様側からの見た目は、ひとつのお店として映りますが、実際は、場所借りの美容師の集合体) 

 そんな中で、藤田理事長の経営する美容室は、実店舗も訪問美容部門も、企業として、管理された組織のもとに営業されています。>

 

 

■ 「製造業と美容業の違い」についてのお話でも触れていただきました美容師の職業の特性から言えば、美容業では、個人の創造性、クリエイティブ能力を最大限発揮させるような緩い組織、時には、個人の勝手な振る舞いも大目に見るくらいの緩い管理が適しているようにも思います。が、「若蛙」の訪問美容には、しっかりとしたチームプレーがあり、企業としての統治が働いているように映りますが・・・

□ 訪問美容の現場にチームを派遣する場合は、そのチームのリーダーが作業の指示と現場管理を担当します。美容業は、提供する商品は「芸術」ですが、サービス業、接客業であることに間違いありませんからその要素も大変重要です。お客様への対応は、会社として徹底します。

 

 

■ 「若蛙」への業務依頼が増え続け、事業が拡大している状況で、組織が大きくなっていく中での品質管理上の不安はありませんか。

□ 美容の仕事では、製造業のように「需要拡大に対応して、すぐに生産ラインを一つ増やします。」みたいな対応はなかなかできません。そこが難しいところです。

 チーム単位での出張を行う取り引き先の現場なら、チームリーダーがオペレーションや人員の管理・調整を行って対応しています。

 訪問先に美容師が一人でお伺いするような案件は、特に気を使います。それが新規のお客様であれば、なおさらです。最初のうちは私自身が同行して、業務内容をチェックしています。

 

 実技の研修やレクチャーも必用ですが、訪問美容では、最後は担当美容師の現場対応能力に依存することにならざるを得ません。ですから、美容師の採用、重要ポジションへの配置の際には、年齢というか経験…それは美容師としてのみのキャリアというより…つまり、社会経験を積んでいる方を選択します。

 そういった人事の結果は、例えば、現場で、お客様に髪型のご希望をお伺いしたときに、「あの女優さんのような…」とか「あの頃は流行っていた…を」というお答えが返ってきたときに自然に対応できるコミュニケーション能力として現れます。

 これも、訪問美容が無機質なカット作業の現場にならないために必要な付加価値のひとつと考えています。

 

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Interview 藤田巌 全国訪問理美容協会理事長  「美容師のスキルとキャリア」の重要性

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「美容師のスキルとキャリア」の重要性   <目次へ戻る>

 

 

■ 「腕よりも心」 これは、訪問美容「若蛙」のモットーですね。

しかし、私たちの美容室のスタッフがご一緒させていただいた現場研修で感じたことは、「若蛙」の美容師の皆さんの技能レベルの高さでした。実は、それこそが藤田理事長が美容師さんに求めるもの、つまり採用の重要ポイントではないのですか。

□ 美容師の採用においては、キャリアというか年齢を重視します。「若蛙」は、要介護のお年寄りがお客様ですので、その限定された層のお客様に最も対応能力が高い美容師は、必然的に相応の年齢の人物、ということになります。

 また、わたし自身の経験上、若い美容師さんの年配のお客様への接客には、ちょっと「怖さ」を感じるところがあるため、そのような選択になるのかもしれません。したがって、キャリア豊富な美容師さんを採用する事になり、美容技術もそれに伴って高いレベルになるという結果だと思います。

 

 

■ 「専門職の養成に必要なキャリアとは?」という旬なテーマに関わるお話ですね。

元・ライブドアの堀江貴文さんの「お鮨屋さんの修業不要論」が最近、ネット上で話題になっています。

 また、その真逆の「10年理論」 ※1 というものがあり。それは、エビデンスのあるセオリーとしてすでに普及しています。美容師の技能習得期間については、どのようにお考えですか。

□ 時間と経験、つまりキャリアは必要であると考えます。美容の仕事は、キャリアを積めば積むほど上達する職種だと思います。それは、美容の技能という面だけでなく、接客、サービスの面も含めての話です。

 

  実はわたしは、美容師として、大先輩の「吉行あぐり」さん ※2 を大変尊敬申し上げていまして、吉行和子さんのお母さまです。かつて、自分が美容室を開業しようとしたときには、市ヶ谷にあった「あぐり美容室」さん…もう、その当時は、営業を終えられていた時でしたので…そのお店を譲っていただけないかと人を介してお願いしたくらいなんです。

 

 

※1

 

 

※2「吉行あぐり」 1907年(明治40年)- 2015年(平成27年)は、日本の美容師。

1929年に東京・五番町(市ヶ谷駅前)に、山の手美容院を開店。戦後1952年に吉行あぐり美容室として、再開。90歳を過ぎても、馴染みの客に限定して美容師として仕事を続けていたが、2005年に閉店。2015年没。享年107才。  (ウィキペディアより抜粋)

 

◇2002年のご本人による著書◇

 

吉行あぐりさんのお子様は、作家・吉行淳之介さん、俳優・吉行和子さん。

才能豊かなお子様方と、ご本人のタレント性から、その人となりにスポットが当てられがちなあぐりさんです。が、日本の美容業界、ひいては日本の女性のファッションシーンが、結髪(日本髪)から洋髪へと移行する歴史的なターニングポイントでの、洋髪派を代表する美容師(日本のトップスタイリスト)としての功績について触れられることが少ないことが残念です。

 

 

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Interview 藤田巌 全国訪問理美容協会理事長 ◆ 崟渋ざ箸犯容業のちがい」について

◆崟渋ざ箸犯容業の違い」について  <目次へ戻る>

 

 

< 藤田理事長が経営される訪問美容の会社「若蛙」は、現在、介護施設などから引く手あまたの状態で、取引先を拡大中。主要な取引先である老人介護施設からの信頼が特に厚い、その業務内容と経営の秘密に迫ります。>

 

 

■ 藤田理事長の古巣である富士通といえば、日本を代表するメーカーです。かつて在籍されていた製造業の世界と、サービス業の美容室業務の違いをどのようにとらえていますか。

□ 従業員の仕事という面では、製造業では、とにかく均一に正確に仕事をこなすことを求められますが、美容師の仕事は、芸術制作に近いと思います。「一発芸術品」と言えばよいのでしょうか。ですから、「労働生産性」という切り口で一律に比較することは難しいと思います。

 

 

■ 美容師の仕事のほうが作業の付加価値は高いという事ですか。

□ そう思います。

 

 

■ しかし、賃金の面では逆の結果になります。

□ 残念ながらそうです。製造業の場合は、商品の開発、パテント(特許)なども含めてひとつの完成商品となります。そこには産業としての仕組みの違いがあります。

しかし、拘束時間ではなく実労時間の労働単価としてみれば、美容業の生産性は決して低いものではないと思います。

 

■ ということは、一般的に美容師の所得が上がらない原因は、経済のセオリー通りに解釈すれば、美容市場全体の「需要不足、供給過剰」(お客様の数に対して美容師が多すぎること) ※ と考えてよいでしょうか。

□ 一般論としては、そうでしょうけれど、わたしの周辺の事情でいえば、「配偶者控除制度」の影響が大きいように感じます。この制度を前提にして、収入を限定的なものと決めている優秀な女性美容師さんがかなりいます。

 「若蛙」のケースで言えば、・・・首都圏での訪問美容の需要は堅調なので・・・午前、午後の訪問美容を毎日こなす勤務にシフトに入っていただくことが可能です。働き方次第で、所得を増やすことは可能です。

 

 

■ ご自身が美容室を創業した際に、「人のためになる仕事がしたいという思いから」と、かつてインタビューでお答えでしたが、それは、製造業とサービス業のちがいという事に関係していますか。

□ 人のためになる仕事という意味では、どんな仕事も人のためになるものに違いないと思います。ただ、他人があまりやっていない仕事で、それを必要としている人がいるという意味では、訪問美容は、わたくしの創業当時は、それに当てはまる仕事でした。

 

 

■ 訪問美容の事業者が増え、競争が激しくなっている今でもそう思われますか。

□ 希少価値というか、そういう性質は薄くなっているかもしれません。

 しかし、美容室あるいは美容師としての仕事の最大のご褒美は、良くも悪くも、エンドユーザーからの評価・・・つまり・・・お客さまからの評価を直接自分の手で受け取ることができるということです。仕事の報酬と同時に「ありがとう」と声をかけていただけることさえあるこの仕事は、人のためになっていると実感できる仕事にまちがいありません。

 

 

※ 美容市場の「供給過剰」

 

〜輒馨福屮機璽咼校唆汎宛調査」2016年 によると、

美容業の全国総事業所の売上合計⇒1.6兆円 / 42.5万人(従事者)

⇒ 1従業者あたりの売上額 380万円

または、別統計の

厚労省「衛生行政報告」によると、

2016年の美容室の就業美容師数 50.9万人

⇒ 1就業美容師当たりの売上高 310万円

(◆未就業を含む美容師免許保有者数 約150万人)

 

【 参考値 1999年 】

〜輒馨福屮機璽咼攻抜靄楪敢此

美容業の全国総事業所の売上合計⇒2.4兆円 / 46.5万人(従事者)

厚労省「衛生行政報告」

美容室の就業美容師数 34.5万人

 

 

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Interview 藤田巌 全国訪問理美容協会理事長  “單弔箸留

 

インタビュー藤田巌 LLP全国訪問理美容協会理事長2018春 今、訪問美容の新たな過渡期に…」 

 

 

 “單弔箸留錙 疎針狎遒鮓下して〜  <目次へ戻る>

 

訪問美容 飯田市 

 

以降の表記

■ interviewer 鈴木彰

□ interviewee 藤田巌理事長

※ (注釈 鈴木)

 

■ 藤田理事長は、70歳を過ぎてからもホノルルマラソンに参加されるほどの健脚をお持ちです。ジョギングコースとして、この多摩川河畔はお馴染みとか。

□ 現在は、横浜マラソン出場を目標に調整をしています。

この先に見えるのが二子橋。多摩川には、ここから下流に向かって、丸子橋、ガス橋、新多摩川大橋という順に橋がかかっていて、それぞれ都内と神奈川県を結んでいます。

わたしの今の住まいは、東急東横線沿線ですが、そこも含めてこの地域に長く住んでいるので、多摩川沿いは馴染み深いです。

 特に、飯田とのご縁で言えば、多摩川精機さんでしょうか。

わたしが富士通に在籍していた時は、大田区の新多摩川大橋の近くに本社があったと思います。そんなご縁からでしょうか、富士通の取引先として、多摩川精機さんの担当となっていた時代があり、その当時は飯田に何度も出張させていただきました。

 

 

■ これは、もうほんとうに古い話なのですが、わたしたちスズキ美容室も、第二次大戦の戦時中、創業時のマネージャーである人物(創業者・鈴木文子の義姉)が、飯田高等女学校の学生の勤労奉仕として、飯田の多摩川精機さんの軍需工場に勤務していた。なんていうご縁もあるんです。

□ スズキ美容室さんの訪問美容講習(2015年)で飯田を再訪したときは、懐かしかったです。富士通時代の出張の際は、飯田駅近くのビジネスホテルに宿泊していたので、懐かしさのあまりそのホテルを探したのですが見つかりませんでした。

 

 

訪問美容 飯田市

 

 

■ 飯田の駅前は、この20〜30年でずいぶん変わっていると思います。

しかし、ここ二子玉川駅の周辺の変貌も目覚ましいというか、びっくりです。私も都内で仕事をしていた時代があり、この二子橋を渡って、都心へ通勤していた経験があるので、ちょっと複雑な気持ちです。二子橋のランドマークだった「富士観会館」はなくなってしまいました。

経済発展という意味では、飯田とは対照的なのですが・・・

今いるこのレストランのあるビルも、元は、たぶん、東急ハンズですね。

 以前は、船宿とか料亭が多くあって、風情のあった地域です。多摩川の河川沿いに発展していた商圏でしたね。

 

□ わたしのこの前の飯田への訪問からは、もう2年になりますか?

飯田の街の様子は変わっていましたが、おいしい食事、美味しい食べ物があり。五平餅がおいしかったですね。

「そばの城」では手打ちそばを自分で打ち、これもおいしかったです。昼神温泉との出会いもありました。又是非おうかがいしたいと思っています。

 

 

 

訪問美容 飯田市

< 多摩川。 川は右手から左手に流れて、東京湾にそそぐ。

■ここは、東京都世田谷区二子玉川。

藤田理事長経営の訪問美容「若蛙」は、ここから一つ、都心寄りの隣駅、用賀に事務所を置く。

■川の向こう岸が川崎市。その先が横浜市。 >

 

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Interview 藤田巌 全国訪問理美容協会理事長 「2018春 今、訪問美容の新たな過渡期に・・・」 

LLP訪問理美容協会

 

インタビュー 「2018春 今、訪問美容の新たな過渡期に…」     

<訪問美容のパイオニア> 藤田巌 LLP全国訪問理美容協会理事長

 

■現在、ご自身が社長を務める訪問美容「若蛙」が業務拡大中で、多忙をきわめる藤田理事長に、今回は特に経営者としての視点から、「訪問美容」ビジネスの現状そしてその先をお話いただきました。

 

 

藤田巌  LLP全国訪問理美容協会理事長

■美容室・「カットクリエイト21」代表  ■訪問美容・「若蛙」代表  

◆神奈川県内で美容室2店舗を展開すると同時に、訪問美容では、首都圏で160を超える介護、医療施設と契約を結んで営業中。

 

◆かつては、サラリーマンとして大手コンピューターメーカー富士通に勤務。海外支店長、営業推進部長を歴任し、58歳で定年退職。その後はそれまで無縁だった美容業界で、ゼロから美容室と訪問美容の会社を創業。

 

◆当時、美容の供給が稀だった老人介護施設へ積極的に進出。老人介護施設に入居の女性のお客様方の胸の中で押し殺されていた「美容の需要」の掘り起こしに力を注ぐ。その結果として、介護施設の多くの女性に笑顔をもたらした「訪問美容のパイオニア」としてメディアに登場することになる。

 

◆以後、LLP全国訪問理美容協会を設立。内閣府の訪問美容の規制改革委員を務める。(2015年)

 

現在、藤田理事長が経営する訪問美容の「若蛙」には、新たな介護・医療施設からの取引の依頼が絶えない。

 

 

■ 2018年4月18日 於. 二子玉川・ライズ エクセルホテル東急

■インタビュアー・構成/鈴木彰 (「スズキ美容室訪問サービス」(長野県飯田市)・マネージャー/LLP全国訪問理美容協会会員)

 

< 目次 > 

 

1. 飯田との縁

 

2.「製造業と美容業」の違い

 

3.「美容師のスキルとキャリア」の重要性

 

4. 美容師の管理とチームワーク

 

5. 訪問美容と介護保険

 

6. 訪問美容と自治体の補助制度

 

7. 訪問美容業界の「現在の動向」

 

8. 需要と供給の幸福なマッチング「必要な人に、必要なサービスを 」

 

9. 訪問美容の規制緩和政策の効果は? 

 

10.  あとがき

 

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